お肌のお悩みQ&A

気になるお肌の悩み・トラブルについて、原因や対処方法、最適なトレーニング法やアイテムをご紹介します。

お悩み一覧

Q1シミ・ニキビ跡(色素沈着)はどうしたらいいの?

シミ・ニキビ跡とは?
シミとは、お肌に斑点状の色素沈着がある状態です。また、ニキビが治ったあと、ニキビ時代の炎症の影響で、色素が沈着してしまっているニキビ跡もシミです。色は、茶色、黒、赤っぽい、紫がかったもの等様々なものがあります。
なぜできるの?
お肌に紫外線が入ってきたり、お肌に摩擦や炎症などの刺激が発生したりしたとき、表皮細胞をつくる大切な母細胞(基底細胞)を守るためにメラニンが働き、黒いベールで母細胞を守ります。このとき、お肌が日焼けして黒くなった状態です。しばらくするとお肌は元の色に戻りますが、これは、「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つである「自然代謝力(ターンオーバー力)」が、お肌では働いているからです。

お肌の生まれ変わり周期は28日周期と言われます。これは基底層が新生細胞を生み、アカとなってはがれるまでの周期です。すなわち、「自然代謝力」がしっかりとある若いお肌は、メラニンが母細胞を黒いベールで守ってくれた後、基底層が新生細胞を生み、黒いベールと共にアカとなってはがれ、元のお肌の色に戻っていくものですが、「自然代謝力(ターンオーバー力)」の能力低下によって、一部だけがお肌表面に上がってくることができず、お肌の中に留まってしまうために発生してしまいます。「自然代謝力(ターンオーバー力)」が衰えることを防ぐケア(肌トレーニングケア)が大切となります。

ターンオーバー力を促進する化粧品成分としては、表皮細胞増殖因子(EGF)が最適です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、自然代謝力 保水力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。

Q2シワ(大ジワ・小ジワ)はどうしたらいいの?

シワ(大ジワ・小ジワ)とは?
小ジワ:お肌の乾燥が進み、目元、口元に細かく線が入り、遠めでは目立たないのが、小ジワです。
大ジワ:無表情でもくっきりと見え、お肌を伸ばしても線が残るのが大ジワです。
なぜできるの?
シワは、お肌の乾燥から始まります。カサツキ⇒ちりめんジワ⇒小ジワと進みます。そして、加齢によるコラーゲンの減少や、過度な日焼けによるコラーゲンの損傷など、コラーゲンの減退によって、表皮(お肌表面)を支えることができなくなり、大ジワが生まれます。つまり、お肌の乾燥とコラーゲンの減退がシワの根源です。ホウレイ線は、タルミが伴い目立つようになります。

普段のお手入れで「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つである「保水力」を高めることが大切です。また、肌の乾燥は、水分が蒸発してしまうことも原因としてあります。これはお肌のサランラップの役割を果たしている皮脂膜が不足しているからに他なりません。
皮脂膜は「素肌美をつくる4つのはたらき」の2つである「皮脂分泌力」と「毒素排出力」の能力低下が原因ですから、高めることが大切です。

また、できてしまったシワには、化粧品成分としては線維芽細胞増殖因子(FGF)が最適です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、保水力 皮脂分泌力 毒素排出力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。

Q3タルミはどうしたらいいの?

タルミとは?
タルミは、主にまぶた、目元、口周り、フェイスラインに見受けられ、シワが目立ち、弾力が欠けたお肌になりがちな状態です。
なぜできるの?
タルミは、シワと同じく、「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つ「保水力」と、「コラーゲン」の減退が原因しており、それに加え、筋力の低下が加わり、そのために重力に逆らえず、お肌が下へ下へと下がってしまうため、発生します。ホウレイ線は、シワではなく、タルミが大きく影響しています。

スキンケアでは、何よりもお肌が乾燥しにくい肌づくりが大切です。普段のお手入れで「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つ「保水力」と、肌の水分蒸発を防ぐために、お肌のサランラップの役割を果たしている皮脂膜を生成するための「皮脂分泌力」と「毒素排出力」を高めておくことが大切です。

また、コラーゲン力強化のためには、化粧品成分としては表皮細胞増殖因子(EGF)と、線維芽細胞増殖因子(FGF)が最適です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき」自然代謝力保水力皮脂分泌力毒素排出力を高める「お肌トレーニング」をはじめましょう。

Q4クスミはどうしたらいいの?

クスミとは?
メイクをしていても発色が悪く、本来のお肌色より、沈んだトーンに見え、お肌に透明感がない状態です。
なぜできるの?
1.乾燥が原因の場合
「素肌美をつくる4つのはたらき」の内、「保水力」「毒素排出力」「自然代謝力(ターンオーバー力)」の低下が起因しています
  • 「保水力」が低下すると、本来、キメ一つ一つはツルッとしてハリがあるものですが、キメ一つ一つがシワ状になっているため、光反射の影響でくすんで見えてしまいます。
  • 乾燥系の肌は、汗を排泄することが少ないため、皮膚内の老廃物を皮膚外に排泄ができておらず(「毒素排出力」の低下)、その影響でくすんで見えてしまいます。
  • 「自然代謝力(ターンオーバー力)」が低下しているために、シミとして現れていない色素沈着が皮膚内に多く留まり、くすんで見えてしまいます。
また、ターンオーバー力を促進する化粧品成分としては、表皮細胞増殖因子(EGF)が最適です。
2.脂性が原因の場合
皮脂が肌表面に残っており、空気に触れて酸化しているために黒ずんでしまっています。 又、しっかりと洗顔で皮脂が落ちていない場合は、角質に酸化した皮脂が残っている状態となり黒ずみます。新しい表皮を作るために老化角質を取り除く(ピーリング)ことと、皮脂のPHは酸性のため、洗顔料は弱酸性よりも中性、アルカリ性寄りの洗顔料をお勧めします。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき」自然代謝力保水力皮脂分泌力毒素排出力を高める「お肌トレーニング」をはじめましょう。

Q5毛穴の黒ずみはどうしたらいいの?

毛穴の黒ずみとは?
毛穴が黒く、目立って見える状態です。
なぜできるの?
1.毛穴の皮脂が排泄できていないため、毛穴に留まっている皮脂が空気に触れて酸化してしまうことで黒ずみます。これは、「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つ「皮脂分泌力」が充分に働いていないことが原因です。

2.脂性系の方が、オイルクレンジングなど油分の多いクレンジング料や、弱酸性系の洗顔料を使用される場合、皮脂が落ち切れていないことがあり、毛穴に古い皮脂が残ったままの状態になるため、酸化して黒ずんでしまいます。脂性系の方は、しっかりとメイク汚れ、皮脂汚れを落とすことが第一歩です。酸化した皮脂=黒ずみを放っておくと、色素沈着になることがあります。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、皮脂分泌力 毒素排出力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。

Q6開いた毛穴はどうしたらいいの?

開いた毛穴とは?
30cmほど離れたところからでも目立つような毛穴です。
なぜできるの?
「タルミ」による場合と、「皮脂量」が影響している場合があります。
1.タルミが原因の場合
この場合は、上下に広がる楕円形をしています。乾燥系の肌状態で、新品のコラーゲン生成と筋力が低下することでお肌が下に下がってしまうため、毛穴も一緒に下に流れてしまうために目立つようになってしまいます。
解決策はタルミと同じく「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つ、「保水力」と、コラーゲン生成力、筋力の向上です。タルミの欄を参照ください。
2.皮脂が多く、毛穴を皮脂で押し広げている場合
「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つ、「皮脂分泌力」が過剰なので、バランスを整えてあげることが必要です。イオン導入ではプラス導入で皮脂分泌力を抑えるのがお勧めです。
また、「保水力」を高め、キメをしっかりとつくることで、毛穴を引き締めます。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、保水力 皮脂分泌力 毒素排出力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。表情筋を強化するトレーニングも大切です。

Q7かさつき・粉吹きはどうしたらいいの?

かさつき・粉吹きとは?
お肌表面がかさかさとしていたり、粉を吹いた状態になっている肌。
なぜできるの?
皮膚内の水分が、角質層にまで充分に満たされていないこと、水分蒸発を防ぐ役割の皮脂膜が形成されていないこと、そして、角質細胞と角質細胞とをつなげているセラミドが不足してしまうことで、角質が起き上がってしまい、かさつきや粉吹きが発生しています。

「素肌美をつくる4つのはたらき」のうち3つ、「保水力」「皮脂分泌力」「毒素排出力」を高めることが大切です。「皮脂分泌力」と「毒素排出力」は、お肌表面の皮脂膜をつくる力です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、保水力 皮脂分泌力 毒素排出力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。また角質層がはがれやすいため、角質層を守るお手入れも大切です。

Q8赤ら顔・ほてりはどうしたらいいの?

赤ら顔・ほてりとは?
季節、環境に関係なく頬が赤らんで見えるのが赤ら顔です。お顔の皮膚温度だけが高く、熱を持っているような状態はほてりです。
なぜできるの?
角質層の厚みが通常よりも薄い場合が多く、そのため、角質層の本来の役割である水分を溜め込む量が少なくなっています。すると、肌を冷却することができないため、毛細血管が拡張し、赤ら顔⇒ほてりを伴うということが発生します。

通常の厚みの角質層=健全な角質層が形成されていないことと、水分不足が根本原因のため、「素肌美をつくる4つのはたらき」の内の2つ、角質層をつくるための「自然代謝力(ターンオーバー力)」と「保水力」を高めるケアが大切です。

また、ターンオーバー力を促進する化粧品成分としては、表皮細胞増殖因子(EGF)が最適です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、保水力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。また角質層がはがれやすいため、角質層を守るお手入れも大切です。

Q9かゆみ・ヒリヒリ・肌アレ・アトピーはどうしたらいいの?

かゆみ・ヒリヒリ・肌アレ・アトピーなどとは?
これらのお肌トラブルは、敏感肌の症状です。敏感度が高くなるほど、かゆみ⇒ヒリヒリ⇒肌アレ⇒アトピーへと進みます。敏感度は角質層の形成状態が悪くなるほど、高くなります。
なぜできるの?
角質層の形成状態が悪いということは、皮脂膜が不足しているということです。その上、角質層内にスキマができやすく、空気中の雑菌や、化粧品が触れることで、かゆみやヒリヒリ・肌アレが発生しやすくなります。

アトピーの場合は、既に、かゆみ・ヒリヒリ・肌アレ・赤みなど様々な症状を帯び、皮膚が硬くなっていることが多く、外的刺激、気温の変化、化学物質、埃、微生物などから皮膚を守る力が非常に弱い角質状態になっています。“アトピー”は、ドイツ語で「訳がわからない」という意味がありますが、角質の状態上は、他の敏感症状と同じ状態と言えます。つまり、かゆみ・ヒリヒリ・肌アレ・アトピーなどの敏感症状においては、「素肌美をつくる4つのはたらき」の「自然代謝力(ターンオーバー力)」「保水力」「皮脂分泌力」「毒素排出力」の全てを高めるケアが大切です。

また、ターンオーバー力を促進する化粧品成分としては、表皮細胞増殖因子(EGF)が最適です。

角質層の形成状態が悪い敏感症状がないにもかかわらず、かゆみ、ヒリヒリ、肌アレが起こる場合は、アレルギー成分が肌に付着することにより、発生するので、この場合は、アレルギー成分を避けることが大切です。
トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、皮脂分泌力 毒素排出力 保水力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。また角質層がはがれやすいため、角質層を守るお手入れも大切です。

Q10湿疹はどうしたらいいの?

湿疹とは?
皮膚表面に赤いプツプツができる状態です。かゆみを感じることもあります。
なぜできるの?
皮膚表面の抵抗力がない場合、皮膚内に物質が侵入しやすくなっています。そのため、侵入することで皮膚が防御反応を起こす一つの形が湿疹です。

皮膚に触れる物質がアレルギーの場合は、特定の抗体を持っている人にのみ起こるものですが、24時間~48時間たってから症状が現れるのが特徴です。この場合は、アレルギーとなる物質を避けることで回避できます。アレルギー物質でもなく、湿疹が発生する場合は、角質層のバリア機能が低下していると考えられます。

また、体調などの影響で抵抗力がない場合に、湿疹ができることがあります。特に化粧品をつけたときに起こる湿疹は、使用する人の体調に原因があることが多いです。生理前後、妊娠期、更年期、過労、睡眠不足、季節の変わり目、身体の変調を来たしているときは肌が過敏、もしくは抵抗力がないときですので、使用した化粧品を洗い流し、一時的に塗布するのをやめ、お肌を冷やし、紫外線やアルコールの摂取を避けてください。心配な場合は、専門医の診察を受けることをお勧めします。

アレルギー反応ではない湿疹を防ぐには、生活を整え、抵抗力をつけておくことはもちろんですが、皮膚表面の抵抗力=角質のバリア機能を高めておくことが大切です。そのために「素肌美をつくる4つのはたらき」のうち、角質の厚みをつくる「自然代謝力(ターンオーバー力)」、「保水力」を高めておくことを心がけてください。

また、ターンオーバー力を促進する化粧品成分としては、表皮細胞増殖因子(EGF)が最適です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、保水力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。

Q11ニキビ・吹き出物はどうしたらいいの?

ニキビ・吹き出物とは?
毛穴部分が突起し、突起部分の炎症度合いにより、白ニキビ⇒赤ニキビ⇒黄ニキビ⇒黒ニキビと変化します。痛みがあることも多く、炎症が酷かったり、手で触りすぎたりした場合、ニキビ跡(色素沈着)として、残りやすいものです。
なぜできるの?
皮脂のかたまりや、老化角質、メイク汚れなどが毛穴を防ぎ、皮脂の出口がなくなってしまい、発生します。そのため、毛穴に様々な汚れが残らないようにするケアと、毛穴内の皮脂が表にきちんと排泄されるケアが必要となります。

オイルクレンジングや、弱洗顔料を使用されている場合にニキビ・吹き出物が発生してしまう方は、化粧品剤やシャンプー、トリートメント、整髪料などの油残りや、落としきれていない皮脂汚れのために発生していることが多々あります。

ニキビ・吹き出物を防ぐには、しっかりとメイク汚れ、皮脂汚れを落とすことが第一歩です。また、アクネ菌が影響で炎症を起こしますので、常に清潔に保つことと、皮脂が毛穴に留まらず皮膚表面にスムーズに排泄するよう「素肌美をつくる4つのはたらき」の一つ、「皮脂分泌力」を高めておくことが大切です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
ニキビ・吹き出物を防ぐのに、一番大切なのは、洗顔です。
皮脂づまりを防ぐ弱アルカリ性の洗顔料や、ノンオイルのクレンジング料がおすすめです。
そして、「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、皮脂分泌力 毒素排出力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。

Q12ニキビ跡凸凹はどうしたらいいの?

ニキビ跡凸凹とは?
過去に出来たニキビ部分が陥没して穴があいているように見え、デコボコとしている状態です。
なぜできるの?
ニキビ発生時に、ニキビを潰したり、ひどい炎症を起こしていたり、患部に刺激を与えていたことが起因して、表皮細胞または表皮を支えるコラーゲンを破損させてしまっていることが原因です。そのため、陥没した状態になってしまっています。

元に戻すことはスキンケアでは難しいことですが、「素肌美をつくる4つのはたらき」の「保水力」を高め、水分保持力の高いお肌をつくることで、陥没の落差を滑らかにしたり、新しい表皮細胞を積極的に生めるよう「自然代謝力(ターンオーバー力)」を高めるケアを習慣にすることが最適です。

また、表皮を支えるコラーゲン生成に役立つ化粧品成分としては線維芽細胞増殖因子(FGF)が、最適ですし、表皮再生には、表皮細胞増殖因子(EGF)が最適です。
肌トレーニングポイントとお勧め商品
「素肌美をつくる4つのはたらき(自然代謝力・保水力・皮脂分泌力・毒素排出力)」のうち、特に、自然代謝力 保水力を高める「お肌トレーニング」を行いましょう。